【鎌ケ谷市】職人さんの手で思い出の詰まったグラブがお財布に。ワタナベ皮革工芸さん。
以前、森のカフェはやしみずでお話を伺った時に、ちょうど展示をされていたワタナベ皮革工芸さん。
皮革を使ったお財布や名刺入れなど様々な作品が並びます。
小学校6年間使った思い出のランドセルをレザー小物とお財布にリメイクできるのも、素敵だなと思い、お話を聞かせていただきました。
鎌ケ谷市東道野辺で1972年に創業され、主にメーカー・百貨店・小売店の革小物の製造・販売をされています。３人いらっしゃる息子さんが、野球をされていて使い込んだグラブが、次々に増えていく時、革の製造技術を生かして、グラブを作るために裁断され、縫い合わされた革からお財布をリメイクできるのでは、とリメイクの部門を始められたそうです。リメイクは公式サイトから利用できます。
こちらのグラブは、元プロ野球選手の方のグラブです。背番号やお名前などが刺繍されています。
上のグラブを縫い合わせる前の状態まで、大切に戻します。
グラブに込められた思い出を最大限生かして、リメイクするために、お客様とお電話でお話をされ、この部分を残して欲しいなどといった要望のご相談をされるそうです。傷の程度など、製品にできない場合もあるそうなのですが、一点一点大切に作業を進められていきます。
背番号の部分が印象的なお財布に生まれ変わりました。これまでは野球の相棒だったグラブが大切な思い出と共に、普段の生活の相棒になるのは、とても素敵ですね。
2023年5月15日（月）には朝の情報番組でも取り上げられました。大切な思い出の詰まったグラブを職人さんの技術で、新たな命を吹き込んでみませんか？
