【鎌ケ谷市】鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団第34回定期演奏会に行って来ました。
鎌ケ谷吹奏楽団オータムコンサートに行った際に、ポスターで開催を知り、鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団第34回定期演奏会を聴きに行き、お写真の撮影にもご協力いただきました。ありがとうございます。
鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団は、鎌フィルの愛称で親しまれています。1989年4月に弦楽のみの鎌ケ谷市民オーケストラとして発足後、1999年10月より管楽器も加わり、管弦楽となり、2023年6月「鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団」と改称し、年に2回の演奏会を開催されています。
事前予約制のチケットは、ほぼ完売しており、たくさんの方が来場されていました。
今回の演奏曲目は、3曲です。ポスターにも書かれていた挿絵がプログラム表紙にも描かれていました。
今回の演奏会のテーマや選曲についてもプログラム内に詳しく解説されています。挿絵に描かれていた人物たちは、今回の演奏曲目の作曲家たちです。右から、ベートーヴェン、ワーグナー、リストと3人の作曲家の曲が演奏されました。
ステージは、団長さんのあいさつから始まりました。「ベートーヴェンの交響曲を1989年の創立以来、全てやりたいねと話しながら、できていなかった第4番を演奏する今回の演奏会は記念すべき演奏会になりました。それも来場してくださる皆様のおかげと感謝して、一生懸命演奏するので、ごゆっくりお楽しみください。」とこれまでの感謝を込めてご挨拶されました。1曲目は、ワーグナー作曲の歌劇「さまよえるオランダ人」より序曲です。
プログラムに曲の説明が丁寧に書かれているので、クラシックを普段聞かれない方でも、その通りに演奏が進む手引きのようでした。おどろおどろしく感じられる部分から、最後明るい光が射すように感じられる一曲でした。
2曲目は、リストの交響詩第3番「前奏曲(レ・プレリュード)」でした。ゆったりした1部、激しい2部、穏やかな3部、華やかな4部と続きます。前の方の席で見ることができたので、指揮者の方や演奏者の方のぐっと手に力が入る様子も伝わってきました。
休憩を挟んだ3曲目は、ベートーヴェン「交響曲第4番 変ロ長調 作品60」でした。有名な第9のような聞き覚えのあるフレーズはありませんが、とても素敵な曲で、もっと演奏される機会があればいいのに、と団員の方も思っていらっしゃるそうです。プログラムにも書かれていた、「その時にしか存在しない音楽とその感動を皆さまと共有できたら、大変幸せです。」という思いで聞いている方も素敵な時間を共有できた喜びと共に、演奏を聴くことができました。
アンコール曲は、エルガー作曲の「愛の挨拶作品12」が演奏されました。誰しもが聞いたことのある美しい曲が目の前で演奏される姿に、会場中がうっとりとした雰囲気に包まれて、演奏後の会場は温かい拍手に包まれていました。
次回第35回の定期演奏会は、2024年4月28日(日)に同じ会場のきらりホールで開催されます。すでに、演奏曲目も決まっているそうです。ベートーヴェンの後継者と言われ、交響曲にこだわり続けたブラームスが演奏されます。こちらもご期待下さい、とのことです。来春の演奏会も楽しみですね。
鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団第34回定期演奏会が開催され、次回は2024年4月28日に第35回定期演奏会が開催されるきらりホールはこちら↓