【白井市】しろい七福神の一つ、来迎寺では布袋尊像の穏やかなお顔を拝み、巨木の生命力も感じることができます。
先日、訪れたそば処上むらにもポスターが貼られていた、しろい七福神の1つ、布袋尊が祀られる白井市来迎寺をお詣りしてきました。
国道16号線から、路地に入ったところに、しろい七福神来迎寺と看板も出ています。
運転中もパッと目に飛び込んでくる、しろい七福神ののぼりがずらっと並びます。
来迎寺です。広々とした駐車場に車を停めて、向かいます。
門の内側には、口元に優しい笑みをたたえた石像が置かれていました。肩の上にも小さいカエルのような動物がぴょこっと顔を出していて、どんな背景があるのか想像するのも楽しいです。
来迎寺です。他には人もいなくて静かですが、厳かな凛とした空気が漂います。
階段を上った脇には、どっぷりとした布袋尊がお座りになっていました。大きな手や穏やかなお顔を拝見すると、長年こうして見守って下さっているのだなと温かい気持ちになれます。
来迎寺敷地内には、大きなイチョウの木もすっくと立っていました。
木に添えられている説明書きを読むと、今から300年以上前、来迎寺を含む折立村が全焼した火災に遭っても、その痕跡を残しながら、今も成長を続け、崇められていると書かれていました。平成17年9月に、天然記念物として、白井市指定文化財に制定されています。木はパックリと中心部分がなくなっていますが、空に向かって枝を広げ、緑の葉もキレイです。ぜひ、紅葉の季節にも訪れてみたいです。
お寺の向かいには、看板に一緒に書かれていた折立菖蒲園が広がります。看板にも書かれていたように、見頃は5月~6月ということで、4月の時点では、お花は咲いていませんでした。
5月下旬に訪れるとすでに、花の季節は過ぎてしまっていました。草とりをされていた方に伺うと、5月の1週ごろに、紫の花が咲く姿が見られたそうです。少し、時期は過ぎましたが、まばらに黄色のあやめが少し咲いているのを歩道を歩きながら見ることができました。4月には短かった草丈もすっかり伸びて、自然の力に元気を貰えます。
まだ少しまとまって咲いているところもありました。来年は一面に広がる紫の花々を見に行くのが楽しみです。
穏やかなたたずまいでいらっしゃる布袋尊、樹齢400年以上の大イチョウ、可憐に咲く花々を静かに楽しむことができる、来迎寺、そして折立菖蒲園はこちら↓