【鎌ケ谷市】蘭丸の季節を感じる和菓子は、お子さんからお年を召された方まで地域の方に愛されています。
鎌ケ谷小学校前の道路が、ショッピングプラザ鎌ヶ谷などが面する県道57号にぶつかる交差点の脇にあった和菓子屋(当時のお名前ははつとみ伊勢屋)。鎌ケ谷小学校の前に移転し、蘭丸の店名になり、2025年2月で1年を迎えられました。
おにぎり・お弁当・お菓子
お店の前は緩やかなスロープが設置されており、お年を召した方もしっかりとした足取りで登っていらっしゃいます。
お店に伺ったのは、15時頃だったので、ほぼご飯のメニューは売り切れていました。赤飯、いなりの隣に並んでいた茶めしが人気No1メニューだそうです。この日も、先に来店された方がちょうど買っていかれたところでした。
店内にはお弁当のお写真も掲示されています。お弁当も昼時に販売されています。ハンバーグ、からあげ、焼肉などお子さんも喜びそうなメニューが並びます。春休み等長期のお休みにお昼に利用される方も多いとのことです。
四季を感じる和菓子
和菓子は季節によって、並ぶ種類が変わります。お彼岸の季節には、おはぎが並びます。つぶあん、きなこ、黒ゴマの定番の他に、周りにこしあんがついたおはぎもありました。春は、新年を迎えた頃から、桜もちなどが並びます。桜もちも道明寺も並んでいました。
桜の季節が過ぎると、次は柏餅が店頭に並びます。夏が近づくと、水まんじゅうや水ようかん、そして、またお彼岸が近づくとおはぎ、と和菓子は日本の四季に合わせて、季節を先どって作るものが変わっていくので、1年はあっという間に過ぎていきます、と教えていただきました。
小学校の前ということで、お子さんが自分でおやつに買いに来られることも多いそうです。あんと生クリームを使った洋菓子のようなお菓子もお子さんには人気があるそうです。あん生サンドと、うぐいす餅、道明寺を購入しました。
なめらかなこしあんとお餅を満喫
あん生サンドは、丁寧に包まれていました。
半分に割ったところです。生クリームとこしあんがふわふわの生地に挟まれていました。ふんわり柔らかくて、甘いこしあんとクリームがコーヒーにも合います。
道明寺は、やはり季節を感じる淡いピンクで、今の時期に食べたい和菓子です。桜の葉の塩気が甘さを引き立てて、美味しかったと一緒に食べた方にも好評でした。
うぐいす餅は、もっちりした餅生地にこしあんが包まれていて、食べ応えがありました。撮影に伺った当日も、歩いて病院に行かれた帰りに寄られたお客様が、お孫さんの分のお団子を大切そうに買っていかれました。これからの桜の季節、和菓子で季節を楽しむのも素敵ですね。
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