【鎌ケ谷市】誰もが平等に尊重されるまちに。パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度が2025年4月1日~スタートします。

2025年4月1日より、鎌ケ谷市でパートナーシップ・ファミリーシップ届出制度がスタートします。鎌ケ谷市市民活動推進課 男女共同参画室にてお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

千葉県内15番目の導入

花壇

千葉県内では、2019年に千葉市が導入して以降、6年間で14の市が制度を導入。2025年4月1日からは、県内15番目として鎌ケ谷市でもパートナーシップ・ファミリーシップ届出制度がスタートします。

パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度とは

鎌ケ谷市パートナーシップ・ファミリーシップ届け出制度

2025年から、鎌ケ谷市内の中学校の制服も男女での区別がない仕様に変更されるなど、より自分らしく暮らしていけるような取り組みが進んでいます。パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度もその一つといえます。

市内公園のベンチ

日本では、同姓同士の婚姻が認められていません。その中で、同性同士でパートナーとして生活することを選択した方々には、様々な場面で不便な状況に直面しています。制度には法的な効力はありませんが、手続きをされた方には、届出証明書、証明カードが発行されます。住民票の続柄が「縁故者」になる、市営住宅の申し込みなどの行政サービスが利用可能になります。

LGBTQ+、SOGI

LGBTQ+、SOGI

広報かまがや2025年3月15日号より

性の多様性を表す際に使用される言葉に、LGBTQ+とSOGIがあります。LGBTQ+は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニングまたはクィアの頭文字を取って組み合わせた言葉で、さらに定義しきれない様々な性を表現するために「プラス(+)」記号を加えて、エルジービーティーキュープラスと読みます。自分の性に疑問を感じる等、多様な性を表現するための言葉は、少しずつ変化しています。

シーソー

SOGI(ソジ)は、Sexual OrientationとGender Identity、日本語では性的指向と性自認と訳されます。性的指向は、どんな性に恋愛感情を抱くか、どんな性に性的感情を抱くかといったものです。性自認は、自分自身が認識している性のことです。体の性、心で自認する性、恋愛感情を抱く性は、一人一人が違う人間のように、同じではありません。

届出をするには

鎌ケ谷市パートナーシップファミリーシップ届け出制度

市で、届出をするには予約の上、来庁して届け出る方法と、郵送による届け出が選べます。いずれも申請書類、本人確認の書類等が必要です。詳細はHPでご確認下さい。
ブランコ

パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度は、届出をされる双方又は一方が鎌ケ谷市に住んでいる、又は転入を予定している成人の方が対象となります。制度を利用することによって、保育園の送迎なども婚姻関係にある方と同じように、利用できるようになることなども期待されています。

誰もが平等に尊重され、自分らしく

花壇

性のあり方は多様で、グラデーションのようになっているため、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫の6色の美しい虹で表現される、「レインボーフラッグ」はLGBTをはじめとするさまざまなセクシュアリティの尊厳と連帯、社会運動のシンボルとなっています。

鎌ケ谷市役所封筒

同性・異性を問わず、人生のパートナーとして歩んでいく際に、少しでも自分らしく暮らせるように、応援するものとして始まる制度。法的な効力はありませんが、私たち一個人や、企業・各種団体での一層の理解が期待されます。

鎌ケ谷市パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度のお問い合わせは
鎌ケ谷市 市民活動推進課 男女共同参画室
住所:千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷2-6-1
公式HP

鎌ケ谷市役所はこちら↓

 

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