【鎌ケ谷市】新たな移動手段の選択肢に。シェアサイクルのステーションが市内28箇所に新設されました。
2025年4月16日正午から、鎌ケ谷市内で設置が進められてきた、シェアサイクルステーションの利用がスタートしました。同日市役所で開催されたオープニングセレモニーにも参加し、撮影、お話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
シェアサイクル事業
今回開始したシェアサイクルは、「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreet株式会社および、シェアサイクルの運営を担うモビリティプラットフォーム株式会社、鎌ケ谷市の3者協定が結ばれました。

鎌ケ谷市役所設置のステーション
市では、市庁舎、公民館、公園などの公共施設28か所(2025年4月16日現在)のステーションの設置場所を提供しています。
利用するには

デモンストレーションの様子
事前にアプリのダウンロードが必要になります。アプリ内の地図にステーションの設置個所が表示されるので、使用したいステーションを選択し、自転車を予約します。利用は30分160円から利用することができ、延長の場合は、15分毎160円がかかりますが、12時間当たりの最大料金は2500円(税込)です。

芝田市長
鎌ケ谷市役所前で、芝田市長のお写真も撮影させていただきました。ヘルメットはレンタルには含まれないので、安全に利用される際は、持参が必要です。
市内の設置個所

提供:鎌ケ谷市 都市建設部 都市計画課 都市政策室
新鎌ヶ谷駅、鎌ケ谷駅、北初富駅、くぬぎ山駅、鎌ケ谷大仏駅、六実駅、馬込沢駅と市内から利用できる駅の近くに、数か所ずつステーションが設置されました。北中沢ゲートボール場は、赤い羽根公園と追記がされています。

鎌ケ谷駅設置のステーション
鎌ケ谷駅設置のステーションは、ききょう号のバス停そばに設置されていました。駅から出てすぐ目につく便利な場所に設置されています。駅から駅の移動では難しかった場所への移動手段として、期待されています。
こちらは、まなびぃプラザ駐輪場に設置されているステーションです。まなびぃプラザで学習したい場合も、ステーション間の移動であれば、シェアサイクルを利用している間しか、料金がかからないので、ゆっくり学習などにも集中できそうです。
公園などにも

新鎌ケ谷3丁目第一公園設置のステーション
市民の憩いの場、市制記念公園も新鎌ケ谷駅南口から、新鎌ケ谷三丁目第一公園まで利用すると、公園の目の前まで移動することができるので、公園利用中は、時間を気にせずゆっくり過ごすことが出来そうです。

福太郎アリーナ設置のステーション
シェアサイクルの利用目的の一つとして、片道だけ利用したい場合も想定されています。例えば駅前で飲み会などの場合、自分の自転車で行くと帰りは押してくるのが大変な場合も、駅近くのステーションまで行きはシェアサイクルを利用することで、帰りは身軽に、歩いて帰ることも可能です。
ステーションのない場所への利用も可能です。カギの開け閉めもアプリ上で行うので、カギを落とす心配もありません。ステーション間の移動でない場合は、停車中も利用料金がかかります。
北から南へと、旅する自転車も
こちらの自転車には、SHONAN PEDALと描かれています。実は、湘南で提供されているシェアサイクルのロゴです。最初は湘南から利用されたシェアサイクルが、一人の利用者だけでなく、次から次へとステーションを乗り継ぎ、遠くの地域にたどりつく場合もあるそうです。
日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドがある北広島市から、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムのある鎌ケ谷市まで、フェリーなども利用し、シェアサイクルで移動されてきた例もあるそうです。
シェアサイクルのステーションは、この黄色い看板が目印です。芝田市長もご挨拶の中で、自転車を利用することで、交通混雑の緩和、環境負荷の低減、市民の皆様の健康増進にもつながるとお話しされていました。従来から設置されているステーションや、鎌ケ谷市外のステーションも利用できます。今後、災害時の利用などについても検討が進められています。
シェアサイクルステーションのオープニングセレモニーが行われた鎌ケ谷市役所はこちら↓