【鎌ケ谷市】2025年結成20周年を迎える女性だけの和太鼓グループUSÄGI。躍動的なパフォーマンスでさらなる飛躍の年に。

鎌ケ谷市内のイベントでも、その躍動感溢れるパフォーマンスについこちらも体が動きだしそうになる、USÄGI 。2025年で20周年を迎えられることを知り、お話を伺い、練習風景も見学させていただきました。ありがとうございます。

盆踊りからダンスビートへと時代を跳躍するUSÄGI

2005年、自分たちらしい表現をしたい、と結成し、千葉を拠点に国内外で活動している女性6人の和太鼓グループ「USÄGI」。はじまりは ひとりひとり 和太鼓に呼ばれたかのように出逢ったメンバー達が時を重ね、一緒に音を重ねる中で 原点である、日本古来の盆太鼓にJAZZのテイストをMIXしたオリジナルのUSÄGI WORLDを生み出し、育ててこられました。

今では、市内外の夏祭りを中心に様々なイベントに引っ張りだこで、7，8月は毎週土日はどこかのイベントで和太鼓を披露されています。鎌ケ谷市のイベントでも見ないことがないくらい、人気の皆さんですが、結成当初は誰も和太鼓も持っていなかったところからスタートされました。1台また1台と増やしていった和太鼓は、今では大小様々な種類が揃い、様々な打ち方や音色も魅力の一つです。

きっかけとなった鎌ケ谷駅前夏祭り

USÄGIの皆さんのお話の中で、印象的だったのは、繰り返しお聞かせいただいた、感謝の言葉です。「太鼓に出会って自分の人生が変わった瞬間。和太鼓に宿る生きた胴や皮の力、音色の強さは本当に凄いです。そして、和太鼓を通してたくさんの方との出逢いや刺激やきっかけが原動力となり、日々模索し邁進して参りました。鎌ケ谷駅前夏祭りでの出逢いをはじめ、感謝をお伝えしたい方は数えきれません。たくさんの出逢いに感謝しています。」

コロナ禍など、夏祭り自体が開催されないこともありましたが、再開後は櫓を囲んで太鼓の迫力のある響きが、遠くにも響き、お祭りを盛り上げます。

暗くなってからは、提灯の明かりの下、楽しみにされている盆踊りを踊る方たちと一緒に太鼓の音が響きます。2025年も、各地の夏祭りでUSÄGIの和太鼓が響きます。

太鼓を打ちたい気持ちがあれば、どなたでも

グループから始まったUSÄGIですが、太鼓を打ちたいという思いを持った未就学児のお子さんから大人の方までを対象に立ち上げられた、和太鼓道場UCLでレッスンもされています。

撮影に伺った日は、夏祭りで演奏されるという盆踊りの曲が大音量で流れる中で、一斉に太鼓が打ち鳴らされていました。腕の動きが素早くて、撮影できないほどですが、着物を着ても打てる振り付けで、「盆打ち」と呼ばれるそうです。

曲の途中で、演奏する方が交替する箇所では、前の人が叩きながら、次の人も移動して、曲が自然に続き、パフォーマンスとしても見ていて、とてもカッコいい動きが繰り広げられます。

20周年記念のUSÄGI主催「和音祭」復活に向けて

2025年5月に開催されたスリランカフェスティバル鎌ケ谷2025でも、可愛い未就学児のお子さん達のクラスによるオリジナル曲の演奏も披露されました。オリジナル曲は、メンバーの方が作っていらっしゃいます。

コロナ禍以前は、毎年恒例だった、USÄGI主催「和音祭」を20周年の節目に、復活させたいとの思いもお聞かせいただきました。コロナ禍が少し落ち着いてからは、「ハレの音」として、家族や友人など一番身近で感謝を伝えたい人に向けて演奏会を開催されてきました。メンバーが、すべて女性ということもあり、それぞれに結婚、出産、育児など人生の節目節目のイベントが多くて、今回の20周年が初の節目のお祝いとなるそうです。

20周年のUSÄGI主催「和音祭」の詳細は、まだ未定ですが、直近の演奏の予定をお聞かせいただきました。

屋内で目の前で演奏される和太鼓の響きは、ずしんと体にも伝わってきそうですね。今後のイベントなどについては、公式Instagramでお知らせされます。20周年を迎えて、さらに自分たちのカッコいいに向かって走り続けるUSÄGIの皆さん、これからの活動も楽しみです。和太鼓道場UCLに、ご興味のある方はUSÄGI公式HPのコンタクトよりお問い合わせください。