【鎌ケ谷市】誰もが安全に通行できるように。市内の通学路の安全対策について伺いました。
五本松小学校前の道路を通ると、歩道の舗装が赤や青などのカラフルになっている所が目に入り、道路河川管理課にてお話を聞かせていただき、他の小中学校の通学路での安全対策についても、併せてお聞かせいただきました。ありがとうございます。
安全に通行できるように
五本松小学校近くの通学路は、大きな通りに出る小さな脇道が多く存在し、車の出入りが多くあるため、交差点部分を分かりやすくするため、このような塗装が施されました。
横断歩道がある場合も、ない場合も、原則としては、通行は歩行者が優先されます。歩行者が通行している場合は、車は必ず一時停止をして、歩行者を優先する義務があります。かまたんの描かれている路面シートを貼り付けることで、歩行者にも飛び出したりしないよう、注意喚起を呼びかけています。
市内各地域でも様々な取り組みが
こちらは道野辺小学校の通学路です。大きくカーブした道なりに、カラーが施されています。登下校時に多くの児童が通る、歩道には防護柵も設置されています。
信号待ちで多くの児童や、生徒が集まりそうな箇所にも、防護柵が設置されていました。
同じく、鎌ケ谷小学校前の通学路にも防護柵が設置されています。登下校時など多くの児童が一斉に通行することもあり、横断歩道などの部分を除き、学校側の歩道に防護柵が設置されています。
初富小学校通学路は、歩道の部分が色分けされ、緑に塗られています。歩道を車道とを分けるラバーポールも設置されています。こちらのラバーポールは、2022年に発生した千葉県八街市の通学路での事故を受けて設置されました。
東部小学校通学路は、横断歩道のカラー化やT字路が青色で塗装されていました。
東部小学校、道野辺小学校、第二中学校近くの横断歩道にもラバーポールの設置や、横断歩道のカラー化などの対策が施されています。
交通安全への取り組み
ご紹介した箇所以外にも、市内の小中学校の通学路では、市民みんなが安全に通行できるよう、安全対策が実施されています。道路河川管理課のご担当者様より思いもお聞かせいただきました。
「五本松小学校前に限らずすべての通学路をはじめとして、児童生徒やそのほかの住民の方々が安全に通行できるよう、安全対策の実施をしているところでございます。事故発生を減らすためには、構造物の設置だけでなく、車両や歩行者など、道路を使用するすべての方の協力が必要となっておりますので、これからも引き続き、皆様にご協力いただけますようお願い申し上げます。」
6月は、交通事故が多くなる時期ともいわれています。傘や雨具を利用しての登下校など、普段と違う状況も増えます。日々安全に気を付けて、通行するよう運転する人も歩行者も心掛けたいですね。
お話を聞かせていただいた、鎌ケ谷市役所都市建設部 道路河川管理課 交通安全・道路河川維持係はこちら↓