【鎌ケ谷市】他人事ではない災害時どのように行動すべきか、まずは知ることが自分や大切な家族の身を守ることにもつながります。

2025年12月7日(日)全4回で開催された、防災ナビゲーター養成講座の4回目が開催され、参加し撮影にも許可をいただきました。ありがとうございます。

防災ナビゲーターとは

防災ナビゲーターとは

防災ナビゲーターとは、自分を守る力(自助)を身につけるとともに、防災の大切さを分かりやすく実践的に周囲の人に伝えることを目指して作られた造語です。防災に関する知識を身につけた防災士が主催する今回の講座は4回通して受講することで、様々な知識を身につけ、3回以上の出席で防災ナビゲーター養成講座終了証を受けとることができます。

防災ナビゲーター養成講座チラシ

提供:一般社団法人鎌ケ谷マネジメントラボ

4回の開催では、入門編、親子で防災工作など様々な内容で開催されました。

助け合いのリレー

災害発生時にはまず自分自身、そして家族の命を守る行動が必要です。公的な機関による救助活動「公助」がスタートするまでに自助、そしてご近所同士の助け合いを示す「ご近助(ごきんじょ)」、ともに助け合う「共助」などの地域での助け合いが求められます。防災ナビゲーター養成講座会場では4グループに分かれて、災害対応運営ゲームSUG ミニゲームバージョンを体験しました。

災害対応運営ゲームSUGとは

災害対応運営ゲームSUG

大地震にどう対応するか

災害対応運営ゲームSUGは、ゲームをすることで災害時にどうやって対応するか、どんな道具を使って救出をするか、誰が何をすればよいかなど災害時に必要となる多くの対応を疑似体験できます。

災害対応運営ゲームSUG

登場する人物は、名前、性別、年齢、既往歴などが分かっている状態で配布されます。防災倉庫に装備されている備品などもカードで配布されます。

災害対応運営ゲームSUG

大地震が発生した時、仕事や学校などで多くの人が家にはいない場合も想定されますが、今回のゲームでは、外に長時間滞在することのできる春か秋の日曜、午前11時に震度6強程度の地震が発生したことを想定してゲームが進められました。

体験することで生じる疑問や気づき

 

災害対応運営ゲームSUG

説明を聞いて、グループごとに実際にカードを動かして住民を避難させたり、安否確認をします。

この町内会の特徴

ミニゲームではごく近隣の4世帯の住民10人の安否確認や道路状況の確認、病院への搬送などを行いました。設定として近隣で顔見知りである事などが挙げられていましたが、実際災害時には、家の外に出てきていないのは、不在なのか、けがをして動けないのか、などを判別することが難しいとの意見も聞かれました。

是非多くの人に体験を

参加された方々

参加された方々からも、知らないよりは知っていた方が良いし、実際の災害時にはなかなかゲームのようにうまく機能しないと思うけど自助共助につなげたい、自治会に入っていない方も多いのでそういう方にどうやって広めていくかなど様々な意見が寄せられました。

自主防災組織に期待される活動

自主防災組織に期待される活動は多岐にわたり、実際の災害が自宅周辺に多くの人がいる時間帯に発生するとも限りません。多くの方がまずは自分の身を守り、助け合える為にも日頃から災害時にどのような対応が必要になるか、など自分にも起こる事という意識が大切です。

防災ナビゲーター養成講座

今年の防災ナビゲーター養成講座は終了しましたが、一般社団法人鎌ケ谷マネジメントラボでは地域づくりや防災講座などを引き続き開催しています。最新情報は、公式HPでご確認下さい。

防災ナビゲーター養成講座が開催された総合保健福祉センターはこちら↓

 

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