【鎌ケ谷市】学校給食で出されるありのみ蒸しパンの”ありのみ”をご存じですか?
鎌ケ谷市内小中学校の給食で出された献立は、鎌ケ谷市学校給食センターのHPで写真付きで紹介されています。
2023年6月の写真に、かまたんと共に、ありのみ蒸しパンが写っていました。これは鎌ケ谷市の地元のメニューが出された鎌産鎌消献立ではと思い、鎌ケ谷市学校給食センターさんにお話を聞かせて頂きました。
鎌ケ谷市内小中学校の給食では、鎌ケ谷産農産物を学校給食に取り入れ、子どもたちの興味関心を高めるきっかけとなるよう取り組まれています。ありのみ蒸しパンは当初は、「梨ジャム蒸しケーキ」の名前で給食に出されていました。もう、卒業されたお子さん達は、こちらの名前に見覚えがあるかもしれません。
そう、ありのみ蒸しパンは、梨を使った蒸しパンなのです。ありのみという表現は、梨を縁起良く言い換えた言葉で、鎌ケ谷市立北部小学校現6年生の皆さんが授業で鎌ケ谷について学ぶ中で、命名されたそうです。写真はこれから大きく甘く育つ梨を6月の下旬、鎌ケ谷の梨園さんで撮影させていただきました。
梨のシーズンは限られており、これまで年間を通して提供できるメニューはなかなかなかったそうです。そんな中、市内の梨農家で収穫された梨とジャムの加工業者さん、給食用の製パン業者さんの協力によってありのみ蒸しパンが生まれました。使用されているジャムはイオン鎌ケ谷店の中にある鎌ケ谷ブランド館にも並んでいました。
現在は、学校給食で食べられるありのみ蒸しパン、一般の方が食べる機会はありませんが、お子さん達が鎌ケ谷産の梨に興味や誇りをもってくれるきっかけになりそうですね。梨の季節以外にもジャムはヨーグルトやパンと一緒に食べると美味しそうです。2023年も、鎌ケ谷の梨はこれから大きく育ち、今年も甘くて美味しい梨が食卓に並ぶのが楽しみですね。
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