【鎌ケ谷市】昭和32年開業の櫻井豆腐店さんは伝統の製法で手作りされた豆腐や生揚げが並びます。
櫻井豆腐店さんのお豆腐が美味しいからおすすめですよ、と教えて頂き、お話を聞かせて頂きました。
櫻井豆腐店さんは旧セイコー舎通りに昭和32年創業されました。現在の中沢の住所に引っ越して来られて8年になるそうです。
店内には初代の櫻井四郎さんがお豆腐を担いで販売されていたお写真も飾られていました。豆腐を水に浮かべて運ぶので、最初は水の重みと豆腐の重みで相当重かったと思うよと教えていただきました。ラッパを吹いて、販売されていたそうです。
豆腐屋さんの朝は早く、朝3時から前日から仕込んでおいた大豆を使って、豆腐作りをされています。時期によって大豆を水に浸ける時間も異なるそうです。製造中は力仕事も多く、土間の床で夏は暑く、冬は冷たい中での作業が続きます。
昔ながらの手づくり豆腐と看板にもあるように、先代から代々続く製法でお豆腐を作り続けていらっしゃいます。
毎日の食卓に嬉しい、きぬとうふともめんとうふ。こちらは国産と外国産の大豆を半々使用されているそうです。
生揚げは、きぬを揚げたもの、もめんを揚げたもの両方が揃います。きぬの生揚げを買っていただきました。袋から出しても油でギトギトしていなくて、切っている間も滑らかです。柔らかく美味しくいただきました。
手揚げも大きなお揚げが2枚入っています。がんもなども一つ一つお店でご主人が揚げていらっしゃいます。
夏は期間限定の紫蘇とうふが並びます。春には山形の紅大豆を使ったほんのり淡いピンク色の桜とうふが並ぶそうです。お豆腐がピンク色だなんて、今から桜の季節も楽しみですね。
よせ豆腐は、千葉県の君津市を流れる小糸川流域で採れた在来種の小糸在来を使って作られています。高品質の大豆で作られるよせ豆腐が櫻井豆腐店さんで一番人気の商品だそうです。
おからも、通常のおからと小糸大豆のおからの2種類が販売されていました。小糸大豆の方が少し緑がかっているんだよと教えて頂きました。
無調整の豆乳も販売されています。食欲の落ちる夏も、一度食べたらまた食べたくなる櫻井豆腐店さんのお豆腐や豆乳、お店で1枚1枚手揚げされる生揚げやがんもでたんぱく質を補って元気に過ごせそうですね。
昭和32年から代々受け継がれる伝統の製法で作られた美味しいお豆腐が楽しめる櫻井豆腐店さんはこちら↓