【鎌ケ谷市】麦のアトリエaiさんでは2023年9月7日~9日ありがとう8周年フェアーを開催されます。
東道野辺のユニオン通りを東部学習センターから新鎌ケ谷方面に向かう道沿いに、麦のアトリエaiさんがあります。正面のドアにありがとう8周年フェアーのお知らせが貼ってあったので、お話を聞かせて頂きました。ありがとうございます。
ピンク色の文字で書かれた看板が可愛い麦のアトリエaiさんは、ホットケーキミックスや、てんぷら粉などで有名な昭和産業株式会社にお勤めだった店主さんが、定年退職後、2015年に開店されました。これまで大企業向けに原料の粉の配合など、小麦粉に長く携わって来られた経験を活かし、粉にこだわったパンを作り続けていらっしゃいます。
お店で一番人気のある、ハイマウント山型食パンはカナダ・アメリカ産の小麦の中心部だけを使ったハイネオンという粉を使用されています。冷蔵庫で19時間という長い時間をかけて発酵させるため、仕込みに時間がかかります。そのため、お店の営業は基本的に、週末の3日間ほどです。お店の前に貼られているカレンダーでその月の営業日が紹介されています。
8年の間には、新型コロナウイルス感染症の流行もありました。しかし、ステイホームの影響でお散歩をされる方が増え、歩いている時にお店を見つけて、美味しいパン屋さんがこんな所にあったなんて! と通われるお客様も増えたそうです。営業日も限られているため、食パンを予約をしてお求めになるお客様も多いそうです。
その食パンを使ったたまごサンドは、ふわふわのパンにたっぷりたまごが挟まれています。オープン当初からずっと一緒にお店を続けて来られた店員さんが一つ一つ丁寧に作られています。
カレーパンには福神漬けが入っていて、大きくてずっしりとしています。たまごサンドと福神漬け入りカレーパンを購入しました。
店内には素敵なハンドメイドの作品も飾られていました。布で作られた作品は一つ一つ丁寧に作られていて、とても素敵ですねとお話すると、作品のモデルになった絵も見せて頂きました。
店主さんの娘さんは、若くしてご病気で亡くなられたそうです。麦のアトリエaiのお名前も、その娘さんのお名前に由来するものだそうです。娘さんの書かれた絵やご家族の思いを詰め込んだ本を見せて頂きました。娘さんもきっと近くでお父さんがパンを焼かれる様子を今も見守っていらっしゃるように感じました。
店主さんの美味しいパンを食べて欲しいという思いのつまったお惣菜パンもいろんな種類が並んでいます。
甘いあんぱんもこしあんとつぶあんの両方がありました。あべちゃんあんぱんというお名前も以前にご縁のある方のお名前からとられているそうで、いろんなご縁を大切にされている温かい気持ちが伝わります。
一番人気のハイマウント山型食パンをご厚意で頂きました。ありがとうございます。お好みの厚さに切ってもらえます。端っこの耳の部分も香ばしく、美味しくいただきました。
購入した、たまごサンドとカレーパンをお家で頂いてみました。ふわふわのパンにぎっしり挟んであるたまごが食べ応えがあります。最近では外国人観光客の方にもたまごサンドが人気らしいのですが、初めて食べても何だかホッとする優しい味でした。
カレーパンは、福神漬けも入っているということで、甘めのカレーがサクッとしたパン生地に包まれていて、子どもから大人まで楽しめる美味しさでした。
8周年に感謝して開催されるフェアの3日間は、店主さんがお勤めになられていた昭和産業株式会社さんから提供されたホットケーキミックス、スパゲッティ、マカロニ、てんぷら粉などからお好きなものを一つ、お買い上げの方にプレゼントします、とのことです。おやつやご飯に嬉しい商品のプレゼントがあるこの機会に初めての方も、麦のアトリエaiさんの美味しいパンを楽しんでみませんか?
8周年に感謝を込めて2023年9月7日・8日・9日にフェアを開催される麦のアトリエaiさんはこちら↓