【鎌ケ谷市】子育て中の家庭で大変な食事づくり。鎌ケ谷こどもだんらん食堂を利用してみませんか?
鎌ケ谷市東部学習センターにて、にぎやかな声が聞こえたので、お声かけした所、鎌ケ谷こどもだんらん食堂の開催日ということで、お話を聞かせていただき、お写真の撮影もさせていただきました。ありがとうございます。
鎌ケ谷こどもだんらん食堂は、特定非営利活動法人ゆこびとによって、平成29年から始められ、8年目を迎えられます。一緒に作って、一緒に食べることを楽しみながら、活動を続けていらっしゃいます。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、現在は、事前予約により、二部制で開催されています。
撮影に伺った日は、自分達ではんぺん・豆腐・えびを混ぜ込んで作った海老しんじょのふわふわ生地にカラフルなぶぶあられをまぶした、ふわふわぶぶあられの衣あげが各テーブルで作られていました。一つのテーブルに6人ぐらいが座り、焼き上がりを待つこどもたちはニコニコ笑顔でした。
メニューは、代表理事の御代川さんが考えられています。このぶぶあられのアイディアもお店で食べたものが美味しかったので、作られたそうで、ちょうど3月のお雛様の時期に彩りもかわいいメニューです。できあがるまでも香ばしい香りに包まれていました。
旬の新玉葱を使った、新玉葱の旨みたっぷりピラフも炊飯器いっぱいに炊き上がっていました。ベーコンと新玉葱のシンプルなピラフは、お替りするお子さんも多く見えました。
この日のメニューは、一緒に作ろうふわふわぶぶあられの衣あげ、新玉葱の旨みたっぷりピラフ、キャベツとツナのトマト煮込み、コーンスープでした。自分たちで作った衣あげは、熱々です。「お皿の中のキャベツとトマトが顔のように見えるね」など、お子さん達の楽しそうな声があちらこちらから聞かれ、にぎやかにお食事をいただきました。
この日はデザートに、お雛祭りのパウンドケーキサンドも用意されていました。メンバーの皆さんが、いくつかのグループに分かれて、それぞれのお料理を準備されたそうで、お腹いっぱいになる献立でした。
隣のお部屋では、おもちゃライブラリーが開かれていました。鎌ケ谷市を中心に木育コーディネーターやおもちゃコンサルタントとして活動されている、トイコン@かまがやの皆さんがおもちゃの使い方のレクチャーや貸し出しをされています。
このおもちゃライブラリーは、全国子ども食堂支援センターむすびえと東京おもちゃ美術館がタッグを組んで企画されたもので、鎌ケ谷こどもだんらん食堂が、この企画に参加し、東京おもちゃ美術館よりおもちゃを寄贈されています。
おもちゃライブラリーにはたくさんのおもちゃが並び、ここで遊んで気に入ったおもちゃを次のこども食堂開催時まで、借りて遊ぶことができます。使い方のわからないおもちゃも、おもちゃコンサルタントの皆さんが教えて下さるので、お子さん達も、楽しそうに遊んでいました。
「見てみて」と、見せてくれた女の子がいました。隣のこども食堂でご飯を食べて、「幸せ」な今の気持ちを書いてくれたそうです。マグネッタブというおもちゃで、ペンでなぞった部分が浮かび上がり絵や文字が書けます。この後もハートも書いて見せてくれました。
参加されているお母さんたちも、「月に一回の楽しみです」とお話になられていました。「子育て中のお母さんたちが大変な食事づくり。1回楽になるといいよね」とスタッフの方も笑顔でお聞かせいただきました。毎月の開催は一週間前から、フォームでの予約受付をされています。お家ではじっと座って食べないお子さんも、もしかしたら、楽しく座ってお食事できるかもしれません。
月に一度、鎌ケ谷こどもだんらん食堂が開催される鎌ケ谷市東部学習センターはこちら↓