【鎌ケ谷市】鎌ケ谷市、鎌ヶ谷市、どちらも目にする市の書き方について、調べてみました。
鎌ケ谷市の名前に使われている、ケの文字の部分。鎌ケ谷市と大きくケが書かれている場合と、鎌ヶ谷市と小さくヶが書かれている場合があります。市内で見かける鎌ケ谷のケに注目してみました。
2024年3月にオープンした、鎌ケ谷市東部児童センターの名称は、大きなケが使われていました。
学校給食で出される、鎌ケ谷産梨ゼリーのパッケージのケも、大きなケが使われていました。
北総線新鎌ヶ谷駅の入り口に掲げられた駅の名称は、新鎌ヶ谷駅と小さなヶが使われています。
新京成線の鎌ヶ谷大仏駅も、小さなヶが使われています。このように私たちが日々目にする所でも、鎌ケ谷市の表記は、混在している状況です。
この疑問を鎌ケ谷市役所総務企画部総務課行政室に質問してみました。ご回答ありがとうございます。
鎌ケ谷市の「ケ」につきましては、千葉県が鎌ケ谷市を「町」から「市」に定めた昭和46年7月14日千葉県指令第1741号で「鎌ケ谷」と表記されていたことなどを踏まえ、平成11年6月30日に鎌ケ谷市の名称に関する基本的な考え方について方針を定め、その後、市役所内部の取扱いとして、本市が作成する公文書等は「鎌ケ谷」の表記に統一することとしています。
他方で、市民から提出される申請書等や、市役所外部の団体、法人等における市名の表記は、歴史的な経緯もあり、「鎌ケ谷」と「鎌ヶ谷」が混在している状況にあり、これらを統一することは困難なため、どちらをお使いいただいても差し支えないものとしています。
どちらを使っても、かまがやと読むことに違いはないので、どちらの表記を使っても差し支えないようです。
小さいけれど穏やかな大仏様が見守る鎌ケ谷市。これからもお店の店名や、施設の名称など気になることもあるかもしれませんが、小さなことばかりに気をとられず、大きな視点で過ごしやすい街であるならいいのでは、と優しく語りかけているようです。
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