【鎌ケ谷市】がん検診受けていますか?乳がん検診と併せて、月に1回のセルフチェックを習慣に。

鎌ケ谷市で実施されている、がん検診について健康福祉部 健康増進課 予防係にてお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

総合福祉保健センター

がん検診は、鎌ケ谷市役所と隣接する、総合保健福祉センターにて実施されています。2025年度の申し込みは、すでに開始しており、申し込み後、お名前のあいうえお順に、日程を決定し、案内が送付されます。

鎌ケ谷市実施の検診の受診状況

胸部X線撮影装置

胸部X線撮影装置

がん検診は、セット検診(胃・大腸・胸部)、乳がん検診、子宮頚がん検診、肝炎ウイルス検査が実施されています。それぞれの2023年度の受診人数は、胃部X線2012人、医療機関で実施される内視鏡検査が1441人、大腸5987名、胸部Ⅹ線5420名、乳房4063名、子宮頚部3216名、肝炎ウイルス895名です。

胃部X線撮影装置

胃部X線撮影装置 画像提供:健康福祉部 健康増進課 予防係

会社でがん検診を受診する方や、個人で病院や健康診断の機関で検査を受ける方は、市で実施された人数には含まれません。職場で受ける検診に加えて、婦人科の検診を受ける等、受診方法も様々です。

20歳以上から受ける検診

総合福祉保健センター

総合福祉保健センター

子宮頸がん検診は、20歳以上の女性の方が対象です。初期段階では自覚症状がなく、異変を感じた時にはすでに進行していると言われるため、がん検診で100パーセント見つけることができるわけではありませんが、検診での早期発見が死亡を減らすためにも必要です。

マンモグラフィ装置

マンモグラフィ装置

いくつになったら発症しない、という上限はないため、20歳以上の女性は、2年に1回の定期的な受診が自分のそして家族の未来を守ることにつながります。乳房エコー検査は、30歳から39歳までの女性が対象です。

40歳を過ぎたら、体の定期的なチェックを

胃がん

セット検診(胃・大腸・胸部)、乳がん検診のマンモグラフィは40歳以上が対象です。検診会場に設置されているポスターにも、40歳をすぎたら症状をあてにせず、必ず定期検診を!! と書かれていました。

大腸がん

大腸がんについても、自覚症状がない事、早期発見、早期治療で95パーセント以上の人が治る事などがポスターで掲示されていました。女性のがん死亡原因の1位でもあるので、毎年1回の検査で予防したいですね。

乳がん検診は月1回のセルフチェックとセットで

月に1回のセルフチェック

乳がん検診の会場には、月に1回のチェックで早期発見と、隔年のマンモグラフィ等の検査に加えて、自分でのセルフチェックについて、3ステップの内容を啓発されています。

セルフチェック方法

1つ目は、入浴前に鏡の前でいろんな方向から見ることです。大きさやかたちの変化、くぼみやひきつれ、ただれ、下着のよごれなどこれまでとの違いを見つけた時も、毎月のセルフチェックが習慣になっていれば、正確にいつから症状が現れたか、を知ることができます。

セルフチェックの方法

2つ目は、触るです。入浴時に3本指をそろえて乳房だけでなく、鎖骨の下や肋骨の下、脇の下のリンパもチェックします。

セルフチェックの項目

3つ目は、しぼるです。入浴後体を拭いてから、分泌物が出ないか、つまんでチェックし、いつもと違う? と感じたら、早めに乳腺専門の医療機関を受診してください、と書かれていました。

乳がん触診モデルで体験

検診会場には、乳がん触診モデルも設置されています。今までと違う、という変化を感じる為にも、まずは触ってみないと分からないということで検診を受診した方にも、触る場所や触る強さなどを、お伝えされています。

乳がん触診モデル ただれ

こちらのモデルは、皮膚の一部がただれている様子が見て分かります。必ずこのようになるということではないそうなのですが、見ることでわかる変化も、このようなものがあると知ることができました。

乳がん触診モデル リンパ

触れる、部分の紹介にもあったように、鎖骨の上も触れてみました。思っていたより強めに触らないと分からなかったり、乳房だけでなく、鎖骨や脇の下も触るとなると、思ったより時間もかかります。

乳がん触診モデル 脇の下のしこり

意識的に月に1回しっかり時間を取って、脇の下までしっかり触ると、自分自身を大切にすることにもつながりそうです。

切れたり、血が出たりしているような場合も表現されていました。様々な症状が現れる可能性があることを事前に知っておくことで、心配ばかりで頭を悩ませず、早期に受診し、治療に入ることが出来そうです。

マンモグラフィは圧迫することでより良い写真に

詳細な説明

マンモグラフィは痛い、という声を耳にすることがあります。検診会場にも、手描きの詳細な説明が掲示されていました。

圧迫の効果

乳腺から発生する乳がんの乳腺全体が写真に写るよう、圧迫が必要なことがイラスト入りで紹介されていました。被ばく量も圧迫することで低減されます。厚生労働省のHPによると、国民の2人に1人はがんになり、4人に1人はがんで亡くなっています。ただ、がん検診を受けることで、がんによる死亡を今より減らすことができます。検診と併せて、生活習慣にちょっと気を付けたり、セルフチェックを習慣にしていくことを心がけたいですね。

鎌ケ谷市のがん検診が実施される、総合保健福祉センターはこちら↓

 

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