【鎌ケ谷市】あさひベーカリーさんは猫への愛が溢れる全国でも珍しい相撲部屋の町のパン屋さん
鎌ケ谷市くぬぎ山駅から徒歩6分ほどのファミリーマートくぬぎ山四丁目店さん近く、くぬぎ山自治会館隣に、あさひベーカリーさんはあります。
黄色いOPENののぼりが風にはためいています。
猫のイラストがたくさん描かれたロゴマークもとってもかわいいです。
そのロゴマークの貼られたドアの隣には、立派な木の看板に黒々と「朝日山部屋」の文字が書かれています。そう、あさひベーカリーさんは全国でも珍しい相撲部屋の中に作られたパン屋さんということで、お話を聞かせていただきました。
相撲部屋の大きなスペースの一部を活用して、2021年11月お母さんと娘さんのお2人でパン屋さんを始められました。店内には、大きなトロフィーが飾られています。優勝杯を持たれた朝日山親方の現役時代のご家族との写真も飾られていました。
元々、お母さんがパンを焼くのがお好きだったことがパン屋さんを始められるきっかけになったそうです。開店当初は、仕入れた生地を使用されたパンの割合が多かったのですが、オープンから1年半経たれた現在では、フードロスの出ない環境にも配慮したパン作りにも取り組まれ、粉から手作りされるパンのラインナップを増やすことができ、お客様の為に価格を維持することにも成功されたそうです。
パンに使われている小麦粉は、北海道産小麦粉の中でも特に希少な幻の小麦といわれる「はるゆたか」です。バターは北海道よつ葉バターを100%使用されています。パンの種類によってショートニングを使われているものもありますが、トランス脂肪酸フリーで、製品の安全や体にも安心なことを優先したものを使用されています。
パンの包装にも猫の顔が描かれていてパンが並ぶ様子もとってもかわいいです。
パンに貼ってある緑色の「無添加」のシールは、店内で粉から作っている商品の証だそうです。どのパンも美味しそうで迷いますが、ごまがたっぷりついた米粉のカンパーニュを購入しました。米粉は熊本県産のものを使用されています。
店内は、ロゴマークやパンの包装にも猫の顔が描かれており、猫への愛情があふれています。店内に飾られているお写真に写っている猫は、すべて保護された猫だそうです。生後2週間ぐらいの小さな3匹の猫を保護された時は、2時間おきの授乳をご家族交代でされ、本当に大変だったけど、みんな可愛くってちゃんと里親さんが見つかったんですよ、と嬉しそうにお話してくださいました。
現在も人になかなか慣れないもう大きく成長した保護猫を5匹飼っていらっしゃるそうです。パン屋さんの売り上げの一部を保護猫団体に寄付する取り組みも続けていらっしゃいます。テレビ番組でも知られるNPO法人猫の森さんや、お母さんが見つけて来られる様々な団体さんにエサの寄付も続けられています。
購入した米粉のカンパーニュは、大きいので切っていただきました。むっちりした歯ごたえで食べ応えがあり、とても美味しかったです。おやつの時間にいただいたのですが、あっという間になくなりました。
?在庫?
イギリスパン
ミルクプルマン
米粉のカンパーニュ
カレードーナツ
コーンマヨパン
ツナマヨパン
スライスオニオンパン
コロッケパン
マヨたまパン
ハンバーグパン
ブルーベリーロール
レーズンロール
黒糖ロール
ミニクロワッサン
ミニパンオあまおうandレモン
メロンパン
クリームパン— あさひベーカリー (@asahi_bakery) June 16, 2023
お相撲ファンの方も遠方からも訪れられるあさひベーカリーさんでは、ツイッターでその日のパンのラインナップを紹介されています。この日紹介されているスライスオニオンパンの玉ねぎは北海道の農家さんからいただいたものを使用しているそうです。ほかにも、相撲部屋でたくさんの卵を購入するので、卵を農家さんから頂いたり、いろんなご縁があるそうです。生産者の方、そして、パンを作られるあさひベーカリーさんの優しい思いがつまったパンを食べると優しい気持ちになれそうです。
相撲部屋のパン屋さん、あさひベーカリーさんはこちら↓