【白井市】学校でもない、家でもない、子ども第三の居場所CoMADOは地域みんなの交流の場に
白井市清水口まどか幼稚園敷地内にCoMADO(こまど)が2024年7月にオープンしたことを知り、運営されているまどかこどもレグルの方より、お話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
白井市立清水口小学校とまどか幼稚園の間の遊歩道沿いに、CoMADOの入り口は面しています。まどかこどもレグルは、これまでも学童保育ratoonの運営、地元農家さんからお借りした田んぼでの年間を通した田植えなどの自然教育事業、障がいや発達に不安のある子どものための音楽療法事業などに取り組まれています。
2023年度より、日本財団が全国を対象に取り組む「子ども第三の居場所」事業の助成を受け、白井市・日本財団・まどかこどもレグルそしてまどか幼稚園が連携して、新しい施設を開設・運営することになりました。まどか幼稚園の敷地の一角にあった旧施設を解体し、工事が進められ2024年4月に施設が完成しました。
お伺いした午後の時間は、学校が終わり一度家に帰ってから集まった子どもたちが長い机に並んで宿題に取り組んでいる所も見受けられました。
日によっては、七夕の飾りつけや、写真のように十五夜のおだんごを楽しまれるなど、きせつのあそびや食育活動も実施されています。
1階から2階までの階段は、図書スペースになっており、階段にベンチのように座って本を読んだり、自分の本を持ってきても良いそうです。気持ちのいい木の香りに包まれながら思い思いの場所で本に親しむことができるのは素敵ですね。
2階には調理室も設置されています。CoMADO新設以前からまどか幼稚園で毎月第3金曜日にて実施されていた、大人だけでも利用できるつばめ食堂が開催されています。白井市で栽培された旬の食材を使い、季節を感じながら美味しいを共有する、しろいの食育食堂として、親しまれています。
2階の大きな窓からは木々の緑が目に入り、室内にいながら癒しの時間を過ごすことができます。
お子さんだけでなく、地域の方にも広く憩う場所として、ハンドセラピーで癒しの時間が楽しめる「てとてとサロン」も11月から第一木曜日に定期的に開催される予定です。
撮影に伺った日も、お散歩中にちょっと寄ってみたよ、とお声かけされている地域の方のお姿も見受けられました。おもちゃやゲームはありませんが、ゆっくりのんびりした時間を自分のペースで過ごせそうです。
「子ども第三の居場所」として、子どもたちに居心地の良い場所であり、大人にとっても癒しの時間が過ごせるCoMADOはこちら↓