【鎌ケ谷市 】地域で長く愛された越後屋。その思いを引き継ぎ、駄菓子と雑貨のお店エチゴヤとして2025年10月オープン。
2025年10月にオープンした小さな駄菓子、雑貨のお店エチゴヤは、2007年に惜しまれつつ閉店した越後屋の跡地で開店したお店ということで、お店への思いなどもお聞かせいただきました。ありがとうございます。
地域で長く愛されてきたお店

エチゴヤ店内には、越後屋時代の懐かしいお写真が飾られています。1971年酒屋として創業した越後屋。1990年にはコンビニエントリカーショップ越後屋として、夜も11時頃まで営業するお店にリニューアル。2007年に惜しまれつつ閉店するまで地域の方に長く愛されるお店でした。

越後屋店主は通りがかる人には、明るく声を掛ける地元でも有名な方でした。明るいキャラクターを慕う多くの人に愛されていました。惜しまれつつ閉店した越後屋の倉庫として使われていた場所を活かして、何かやりたいねと越後屋店主の親族の女性2人がゆっくり準備を進めてきました。
DIYで作り上げた店内

まずは元々倉庫だった所なので、自分たちで壁を塗ったり、タイルを張ったりとDIYでできる所は自分たちでお店を作り上げてきました。

店内で存在感を放つ越後屋の文字は、元々越後屋時代には真っ赤な文字でお店の看板として使われていたものです。シンボルのようなこのロゴをどうしても残したいというお2人の強い思いで、白く塗られて店内奥に設置されています。静かにお店を見守ってくれているように見えました。

店内は駄菓子を扱うお店でありながら、壁やロゴなどは落ち着いた色調で統一されているので、大人にとっても居心地の良い空間が広がります。漢字だとお子さんが読めないのでは?という配慮から、ロゴはカタカナでデザインされました。
自分で探す楽しみ

店内には、駄菓子やおもちゃが並びます。壁につるされているおもちゃ、棚の上に並ぶお菓子などどれにしようか大人もワクワクします。

スーパーなど一般的には商品が見える状態で並びますが、エチゴヤでは棚の中には引き出しが並んでいます。お子さんが計算しやすいように、税込みの金額だけが書かれた引き出しに何が入っているのかな?と自分の欲しいお菓子を探す所から宝探しのようです。

机に置かれた商品も、蓋付きのボックスに入れられていました。筆者も昔遠足など予算が決まっている時に、一生懸命計算しながらお菓子を買ったことが懐かしく思い出されました。
元々の越後屋からのご縁が繋がって

お2人の名刺や、SNSでも使用されているハンチングをかぶった男性のイラストは元々の越後屋のご主人をイメージして作られました。エチゴヤを始められてからも、来店される方の中には、越後屋に子どもの頃おつかいに来ていたことをお話になる方や、おじさんに当時お世話になったとお話になられるお客様も多いそうです。


お店の一角では、紅茶やコーヒーなどのドリンクを楽しめるコーナーも設置されています。いずれは、モーニングやバインミーなどのサンドイッチなども提供できるよう計画されているそうです。楽しみですね。

越後屋時代に扱っていた新潟のお蕎麦や、飲食店でも愛用される生パスタで有名な柏のニューオークボのパスタなど、お2人がいいなぁ美味しいなぁと選んだ大人向けの商品を扱うコーナーでは、食の安心や安全にこだわる商品が並びます。

長く地域で愛されてきたご主人の思いを引き継いだお2人が、静かにゆっくり紡がれる駄菓子と雑貨のお店。大人にとってもお子さんにとっても居心地の良い空間です。現在、お手洗いの用意はありませんが、ちょっと近くまで来られた際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?※掲載した情報は、取材時点のものとなります。営業時間など詳細は公式Instagramでご確認ください。
2025年10月越後屋の倉庫跡にオープンしたエチゴヤはこちら↓





