【鎌ケ谷市】住宅街の中を流れる大津川を清流に。市民の手で進められています。
鎌ケ谷市佐津間地区を流れ手賀沼に流れ込む大津川。昭和40年代日本で一番汚いという不名誉な称号を持つ手賀沼を市民の手でキレイにしようという動きが続いていることを知り、お話を聞かせて頂きました。
大津川を清流にする会の皆さんは、医療法人社団東邦鎌谷病院と船取線を挟んで向かい側の住宅街の中を流れる大津川の清掃をされています。
大津川にかかる歩行者用の橋は近隣の住民の方の生活道路になっており、母路橋(ぼろばし)の愛称で親しまれています。
大津川は年々川の幅が広がっているそうです。以前は木の柱が建っているところが川の流れだったそうなのですが、大雨などによって土砂が削られ、川の幅が両側に広がっているそうです。
大津川の清掃には、先に熊手のような道具がついた長い竹製の棒で行われています。流れてきたペットボトルなどを川からすくい取っていらっしゃいました。
活動されている皆さんは、蛍光色のベストを着て、第1・第3日曜日に清掃活動をされています。季節によって時間帯は変わるそうなのですが、撮影に伺った2023年7月は朝7時から作業を開始されていました。
雨が降った後で、水量も多かったのですが、濁った様子もなく大津川は川底が見えるほどキレイになっていました。
撮影した大津川には渓谷と呼ばれる場所もあります。滝のように勢いよく流れる水が暑い日にも涼し気でした。
大津川周辺には夏の訪れとともに、ひまわりが元気に咲いていました。キレイな川を守る為に、洗濯の時の洗剤は使い過ぎない、などできる事からちょっと気にかけてみませんか?
大津川を清流にする会のみなさんが活動されている大津川はこちら↓